闇に紛れて、鳳 聖華は単身、暗黒艦隊の中枢施設へと潜入した。
レオとしての変身能力を奪われた今、頼れるのは己の知恵と覚悟だけだった。
◆
巨大なモニター室に忍び込み、機密ファイルへアクセスする聖華。
そこには、ダルゴスの「最終兵器計画」の全貌が記されていた。
『暗黒融合炉——地球の自然エネルギーを逆流させ、惑星そのものを崩壊させるシステム』
「こんなこと……絶対に許せない」
歯を食いしばりながら、聖華はデータを小型端末にコピーする。
だが、警報が鳴り響き、黒服の兵士たちが殺到してきた。
◆
「包囲されたか……」
冷静に周囲を見渡す聖華。
だが、もはや逃げ場はなかった。
一方、地上では変身不能のまま、セブンたちが反撃の策を練っていた。
ダルゴスのフィールドを破る方法は、まだ見つかっていない。
「焦るな。聖華が必ず情報を持ち帰る」
ゾフィーの言葉に、皆が静かに頷く。
◆
敵兵に囲まれながらも、聖華の瞳には決意の光が宿っていた。
「まだ終わらせない。獅子の誇りにかけて——」